いつだってオシャレしたいけど、服を置くスペースがなく、タンスにぎゅうぎゅうで何がどこにあるか把握できてない。。そんな方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
そして同じような服をまた購入してしまうという悪循環。次のシーズンに着ようと思っていたら、なんだか臭う。。服を正しく保存して長く着回しできる為に気をつけることを紹介します。
【衣類を保管する前に】
「しっかり汚れを落とす」
当たり前じゃないか!と思っているかもしれませんが、意外とできていない方もいます。洗い立てなのになぜか臭う・・・これは、ニオイの元となる菌が残っている証です。特に汗をかいたものを洗わずに放置しておくと、菌が繁殖してなかなかニオイがとれにくくなります。
汗をかいたものは出来るだけ早く洗濯するようにしましょう。それでもニオイがとれない場合は、漂白剤など通常の洗剤以外にニオイをとる、除菌することに特化した洗剤も使用するようにしてください。
「クリーニングの袋から衣類を出して保管する」
クリーニングが済んだ衣類は、すぐに袋から出して下さい。ほこりがつかないから袋そのままのほうがいいんじゃない?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、大きな間違いです。
クリーニング用のビニール袋は通気性が悪く、カビやシミの原因となりますので、ただちに外すようにして下さい。
【保管する場所は】
「直射日光が当たらない場所で保管」
洗濯の時はそれで乾かしているし、いいんじゃない?・・・ではありません。長期間直接日光にさらしていると、服の繊維に影響がでて、収縮や変形、変色などが起こります。それを元の状態に戻すには専門のお店に依頼する必要があり、無駄にお金がかかってしまいます。
「湿気が少ない場所」
ご存知の方も多いかもしれませんが、湿気はカビの好物です。カビを発生させない為に湿気の少ない場所に保管しましょう。
「詰め込みすぎない」
タンスやクローゼットにぎゅうぎゅうに服を詰めてしまうと、通気性が悪くなる・裾がすれる・形がくずれたまましわになる、などが起ります。ほとんど着ていないのに、着れなくなってしまったらもったいないですよね。8割程度の収納を心掛けましょう。
「虫被害に合いやすい綿製品/スーツなどは不繊維タイプのカバーをかける」
通気性のある不繊維タイプのカバーで害虫やホコリから衣類を保護してください。
「ハンガーは洋服に合ったものを使う」
型くずれしやすいものや伸びやすい素材を使っている服は、それに合ったハンガーを使うようにして下さい。
「同じ素材のものは同じ箇所に」
素材が異なるものを同じケースにいれて管理すると、衣類同士がすれたりして、傷みやすくなります。できるだけ同じ素材のものを固めて収納/整理するようにしましょう。
【洗濯の仕方】
「洗濯ジワを少なくする方法」
洗濯ジワをなくす為には、普段の洗剤で洗濯→すすぎの時に柔軟剤入れる→続けてのり剤を入れることすれば、シワができにくくなります。柔軟剤とのり剤が繊維の上に膜をはるため、しわができにくいのです。
「シミをとる方法」
「襟をヨレヨレにしない方法」
襟ぐりを輪ゴムでしばってから洗濯すればヨレヨレを防げます。
「洗濯時の色落ちを防ぐ」
裏返しで洗濯する、裏返しで干す(日光になるべくあてない)、これだけで色落ちはかなり軽減されます。